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コンテンツの利用・流通が多様な形でデジタル化・ネットワーク化する中で、物権/債権 という枠組では捉えきれないデジタルコンテンツの利用のためには、権利処理の円滑化に よる流通促進が必要である。今回の報告では、権利処理を円滑化するために必要とされる 取引市場や法制度上の課題を、1)コンテンツ利用と著作権集中管理、 2)デジタルコ ンテンツの消尽、の側面から紹介する。1)では、集中管理のデジタルネットワーク化の 現状に関連して、韓国およびイギリスにおけるデジタル著作権取引所の取組みを紹介し、 権利者不明著作物をも含むデジタルコンテンツ流通のための集中管理制度の今後を考察す る。2)では、私的複製補償金制度、間接侵害問題、二次利用や国際利用などデジタルコ ンテンツの流通にまつわる諸問題を考える端緒として、デジタルコンテンツの消尽(販売 かライセンスか)に関する欧米の近時の裁判例を紹介する。」

■■  コンテンツ・マネジメント分科会 第23回研究会  ■■
〔共同開催:東京理科大学大学院 イノベーション研究科 知的財産戦略専攻(MIP)〕

【日時】  2014年5月28日(水) 18時00分〜19時30分
 ※質疑などの時間によっては、終了時間が延びる場合があります。

【会場】  ポルタ神楽坂7階 第2会議室  アクセスマップ
【住所】  東京都新宿区神楽坂2-6-1
有楽町線・南北線・東西線 飯田橋駅B3出口徒歩1分
JR中央線・総武線 飯田橋駅 徒歩3分

【テーマ】
デジタルコンテンツ流通の現状と課題 ―集中管理制度と消尽論に焦点をあてて―

【講演者】
張 睿暎(チャン イエヨン)准教授(法学博士) 東京都市大学

【対象】  著作権研究会、日本知財学会員、および一般の方

【参加費】 無料

【参加申込】 応募フォームからお申込みください。(クリックで別ウィンドウが開きます)
※ 応募フォームが開けない方はメールでお申し込みください。
info★contentsmanagement.org
(★を@に変えて送信してください。)